生きていく上での悩みのうちのひとつにお金の悩みがあります。
やりたいこと、実現したい生活があってもお金がネックになってしまって進むことができないとストレスを感じますよね。
ぼくの場合は過去にバンドをやっていたのですが、練習時間を確保したいのに生活費を稼ぐためにバイトをしなければならず、先が見えずにストレスを受けていました。
会社員になった今でも、生活にはなにかとお金がかかり、工面に悩むことは多いです。
お金の悩みから解放されるにはどうしたらいいのか?
答えは自分の考え方を労働者マインドから投資家マインドに切り替えて、お金が自然に増えていく環境を整えることです。
「これから投資家マインドを鍛えていきたい」というあなたに、オススメの本を3冊ご紹介します。
目次
初心者が投資家マインドを学べる本『金持ち父さん貧乏父さん』
著者が近所の金持ち父さんから投資家マインドを学んでいく話。
定番ですが、読み物として面白いです。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
著者が結論として言いたいのは、「搾取される側から、お金が勝手に入ってくる側にまわれ」ということ。
例えばアルバイトの場合、どうでしょう?
バイトの店員さんは体力を使って自分の時間を売って時間当たりの給料をもらいますが、オーナーは最初に仕組みを作っておけば後は勝手に売上げが入ってきます。
不動産の場合、入居者は毎月苦労して働いた給料を大家さんに支払います。
しかし家主は最初に条件の悪くない不動産が入手できれば、後は勝手に家賃が入ってきます。
場合によっては後で購入時より高く売れる可能性もあります。
労働者、個人事業主を脱して、投資家、オーナー側になれという内容です。
お金を稼ぐための具体的な手法はあまり記載されていません。
まずは投資家マインドとはどういうものか、知るためにオススメの一冊です。
初心者でも投資の本質が学べる本『1分間バフェット』
投資の神様、ウォーレン・バフェット。
バフェットの名言が読みやすく簡潔にまとめられた本です。
- 本質を見ること。
- 価格と価値の差を見極めること。
- 公開情報を読み込むこと。
- 長期的な視点で見ること。
- 得意分野の中で勝負すること。
投資をする上で大事なことのエッセンスが詰まっています。
バフェットは株式投資で財を築きましたが、株に限らず様々な分野に応用が効く考え方だと思います。
個人的に良かったのは、バフェットの人間性に触れられた点です。
バフェットはいわゆる金の亡者タイプではなく、誠実で、質素。
稼いだ額の大きさより、周りの人が自分を愛してくれるかどうかを幸福の尺度としています。
こういう人になりたいなぁと思わせてくれる一冊でした。
投資家としての攻撃力を高めてくれる本『マネーの公理』
株にしろFXにしろ仮想通貨にしろ、投資を始めたら値動きに心を揺さぶられる場面は多いと思います。
「あのとき買ってれば…。」「あのとき売ってれば…。」
こんな後悔ばかりで消耗していたら投資なんて出来ませんよね。
自分の中のブレない基準をつくるためのオススメの一冊がこの「マネーの公理」。
スイス人投機家たちが「チューリッヒの公理」と呼ぶ、投機のルールについて紹介した本です。
堅実で長期的な投資というより、短期的な視点で勝負をするときの心構えを教えてくれます。
- リスクのとり方。
- 最悪のケースを想定した動き方、引き際の大事さ。
- 多少の損でいちいち後悔しないマインド。
- 成功しても油断せず、取りこぼしがあっても執着しないこと。
勝負に出たい人には本当にオススメの本です。
投資をする際は気を引き締めて、常にこのルールを頭に入れて動きたいです。
具体例もたくさん出てきてわかりやすいです。
面倒であれば読み飛ばしてルール部分だけ読みましょう。
投資初心者は本で学んだら、さっそく挑戦!
以上、投資初心者が投資家マインドを鍛えるためにオススメの3冊でした。
本を読んで、投資家マインドがだいたいどのようなものかわかった方は、次のステップとして実際に投資を行ってみることが大事だと思います。
本だけでなく、実戦で損も成功も体感することで投資家として成長できるはずです。
お金をこれから増やしていきたいという方は、まずは失っても痛くない余剰金で投資を始めましょう。
投資の手段は、人によって合う方法も取れるリスクの範囲も異なるので、何をするのが正解だと一概には言えません。
ただ、よくないのは本だけ読んで「行動しない」ことだと思います。
何も行動しなければ、資産を増やすことはできません。
「なんだか危なそうで怖い。。」と思う方は、まずは少額から、試しにやってみましょう。
やりながらその分野の知識を深めていけば大丈夫だと思います。
ぼくもまだまだ勉強中ですが、一緒にがんばっていきましょう 🙂
* 当然リスクはあるので、余剰資金内でされるよう、ご注意を!
