- このシリーズはフィクションです。
- 登場する理不尽な上司は想像上の人物です。
- 本当のブラック環境にいる方はすぐに転職・退職することをお勧めします。
こんにちは、理不尽なパワハラ上司の下で5年間働いたしおや(Shioyan_jp)です!
この連載では、会社生活で大きなストレスの一つである理不尽な上司に対して、どのように対応したら良いか考えていきます!
第二回目は、ころころ変わる指示・微妙な指示に対する対応方法です。
時間が経つと指示内容が変わったり、そもそも指示自体が微妙だったり、指示に従っているのに怒られたりした経験など、みなさんはありませんか?
どうしたらよいか戸惑ってしまいますよね。
今回はそんな理不尽上司の指示対策を考えてみたいと思います。
目次
ころころ変わる指示は菩薩の心で対応する
上司の指示通りに行動して、さぁ報告!
終わったと思ったら「やっぱりこうして」と指示が変わることってありませんか?
優柔不断なのか部下で遊んでいるのかわかりませんが困りますよね。
ひどい時には自分がした指示を覚えていないで怒り出すこともあります。
社内での業務ならともかく、取引先に対する交渉事でこちらの方針をころころ変えてしまったりすると当然相手を怒らせてしまいます。
対応策といっても選択肢としてあるのは、従うか従わないかの二択しかありません。
上下関係があるので、基本的には従いましょう。
そして菩薩の心で上司を許すのです。
「やっぱり気が変わっちゃったんだな。しょうがないお茶目さんだな」と…。
ストレスを受けると思いますが、憤ったところで人は簡単に変わりません。
いちいち消耗するとこちらが損をするんです…。
身もフタもないですが、こういう人なんだなと諦めてしまった方が早いでしょう。
取引先などに失礼な対応をすることになってしまった場合は、誠意を持って謝りましょう。
「なんで自分がこんな役回りを?」と不満に思ってしまったら負けです。
なんとか心を落ち着かせて、許しましょう…。

曖昧な指示は意図を確認する
次に曖昧な指示に関して。
そもそもどういう意図で上司がその指示をしているのかしっかり確認しましょう。
「そんなの仕事の基本でしょ?」と思われるかもしれません。
でも、理不尽上司の指示は基本的に曖昧かつ高圧的。
「あれやっといて。」
「すみません、あれとは…。」
「〇〇だよ!!言われなきゃわかんねーのか使えねぇやつだな」
ホントに普段の会話がこんな感じになります。
まぁそれでも長いこと一緒に働いているとわかるようになってしまうんですが、入社したての頃はやっぱりわからないと思います。
威圧的なので聞きづらいと思いますが、内容をがんばって聞きましょう。
ウザがられるかもしれませんが仕事をするためです、あなたは悪くありません。
この嫌味を言われずに済むように普段からできるだけ良好な関係を築くようにしましょう。
微妙な指示は最低限従う
最後に微妙の指示の対応方法です!
相手からこういう文書を公式にもらえだとか、本来必要のない報告資料を作れだとか。。
無茶振りや、やる意味のない指示への対策です。
おかしい部分は一応指摘する
その指示を行うことにより予想される悪影響や、そもそもそれを行う意義について指摘しましょう。
言われなければわからないので。
ただし、言い方には注意です。
おかしいですとそのまま指摘してしまうと、「お前ごときが口答えするな」と感情的になってしまうので、質問する感じで「〜となる可能性も予想されますが、どのようにしたらよいでしょうか」「〜をする目的としては〜という感じでしょうか」のようにやわらかくします。
従う時は最低限で
例えば本来必要のない資料を作るよう言われた時は、6割程度の労力で作るようにしましょう。
資料を作らせることが目的なので最低限の形だけ成していれば満足されたりします。
そもそも必要のない資料なので質が低くても影響はありません。
無茶振り的な指示事項なども最低限従いつつ、取引先や関連部署の理解が得られるようなんとか調整します。
自分が理解できていないだけの可能性もある
この指示微妙じゃないかと思っても従ってみたら上司が正しかったということもあります。
そこはやはり経験値が違いますし、自分が上司の意図を理解できていなかっただけという可能性もあります。
基本的に指示には従うようにしましょう。
悪い結果になったら?
指示に従って悪い結果になったらどうすればよいでしょうか。
指示通りに動けたのであれば、それはあなたの責任ではありません。
それでも「お前のやり方が悪い」「おれの言ったことの意味を取り違えている」、果ては「おれはそんな指示はしていない」などと上司に言われるかもしれません。
こんな時は、もう菩薩の心で許すしかないです。
「このクソ野郎、ホントにお茶目さんだな」と…。
そして転職サイトに登録しましょう。
まとめ : 指示には従うけど、方向性は調整しよう!
以上、ころころ変わる指示・微妙な指示への対応方法でした。
上下関係があるので基本的には指示には従わなければいけませんが、おかしいところはそれとなく指摘して軌道修正したり、力を抜けるところは抜いて労力をかけないようにしましょう。
上司とは良い関係を築きつつ、あまりストレスを受けないようにできたら理想的ですね。
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