- このシリーズはフィクションです。
- 登場する理不尽な上司は想像上の人物です。
- 本当のブラック環境にいる方はすぐに転職・退職することをお勧めします。
こんにちは、理不尽なパワハラ上司の下で5年間働いたしおや(Shioyan_jp)です!
この連載では、会社生活で大きなストレスの一つである理不尽な上司に対して、どのように対応したら良いか考えていきます!
第三回目は上司からの人格否定について。
会社員生活をしていくなかで、上司から必要以上にきつい言い方で叱責を受けたことはありませんか?
「お前はダメだ」「能力がない」などと言われたら、不満に思うし自信をなくしてしまうこともありますよね。
でも、どんな状況であれ、部下の人格まで否定する権利は上司にはありません。
人格否定する上司に問題があるので気にしないでくださいというお話。
目次
理不尽な上司に「お前はダメだ」と言われたら
「お前はダメだ」「使えないやつだ」と、人として否定されるような言い方をされたらあなたはどう思いますか?
ぼくは、以前は素直に「自分ってダメだなあ」と落ち込んでいましたが、今では理不尽な上司に対して「この人ダメだな」と思えるようになりました。
人格否定をしてくる時点でその上司のレベルは低いです。
仕事上、どんなことがあったとしても、人格まで否定されるのはおかしいです。
例として、人格否定される必要があるのか状況ごとに考えてみますね。
仕事でミスをしてしまった場合
ミスは良くないです。
反省して、同じ失敗をしないように対策を考えます。
しかし、ミスをしたのはあなたの人格に問題があったからでしょうか?
ミスの発生原因は業務上の不手際や不注意です。
人格とは関係ありません。
人格否定は上司の業務内容には含まれていないはず。
自分の良くなかったところだけ反省して、必要以上に深刻に受け止めることはないです。
「気がきかない」と否定された場合
会社員として些細なことに気を配ることって大事ですよね。
細かいことに気を配れると仕事がスムーズに進むと思います。
でも、うまくできなかった時に「気が利かないやつだ」という言い方をされたら嫌ですね。
改善点の注意まで受け入れればいいですし、人として否定される必要はないです。
あと、気を配るといっても上司のご機嫌とりなどは本来の仕事に含まれません。
(ご機嫌とりが給料に含まれているんだなあということは会社員として日々感じますが)
お世辞を言ってあげなかったり、ペコペコしなかったりすることで気分を害する上司もいます。
仕事の成果よりも自分が気持ちよくなることを求めているよう上司は表面的にだけ付き合ってあげれば大丈夫だと思います。
モチベーションの低さを指摘された場合
モチベーションの高さと上司への忠誠を混同している上司もいます。
「上司の言うことをなんでも聞く=がんばっている」みたいなね…。
「努力が足りない」と言って、本音は「もっとおれの言うことに無条件に従え」だったりします。
あと、上司の言っていることが支離滅裂なのでモチベーションが保てないという場合もあります。
「あなたの言っていることが矛盾だらけで無茶振りが多いのでモチベーションが保てないんです」と言いたいですよね。(言えないけどね)
とにかく誤った指摘に真剣に耳を傾ける必要はないです。
社交性の不足を否定された場合
「社交性が足りないからもっと外向的になれ」とか「コミュニケーション能力が低い」とかもね…。
コミュニケーションスキルは生きていく上で一番使う能力なので磨いた方が良いとは思います。
ただ、「外向的か内向的か」というのは生まれもった性質なので簡単に変えられないし、変える必要もありません。
社会は基本的に外向的な人に有利にできていて、ぼくのように内向的なタイプの人は生きづらさを感じたり消耗する場面が多いと思います。
でも、内向型の人は一つのことを深く掘り下げたり、じっくり考える時間を確保したりといったことが得意でもあります。
内向型で成功している人もいるし、無理に変えようとしなくていいでしょう。
ぼくはこの本を読んで気が楽になりました。
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上司に理不尽に人格否定されても、自分を苦しめないで

上司が理不尽な人格否定をしてくるのは、その上司が人間的に未熟だからです。
自分を責めないでください。
自分の良くない部分は認める
叱責される時、上司の言い方はともかく、実際に自分自身に不足している部分があることは多いです。
自分の良くない部分は認めるようにします。
理不尽な人格否定は全力無視
しかし、理不尽な人格否定を聞き入れる必要はゼロです。
人を否定して下げることで自分の価値を認めたいのか、単純に人の気持ちを考えられないのかわかりませんが、魅力的なリーダーは人を貶すようなやり方はしません。
「お前みたいなやつはどこに行っても通用しない」の嘘
「お前はダメだ」「ここから逃げて他のところに行っても通用しない」と言われることもあるかもしれません。
これを真に受けて自分に自信を失くしてしまうと、パワハラ上司に支配されて逃げられなくなります!
パワハラ上司の目的はあなたを支配して飼いならすことなので、適当に聞き流しましょう。
上司から理不尽に人格否定されても、自分の尊厳を守ろう
結論として、「人格否定はすべて無視してOK」です。
ぼくも5年間理不尽に怒られ続け、「自分は能力が足りない」とか「他の会社に移ることもできない」、「変わらなきゃいけない」などと悩んできました。
実際に自分が未熟な部分もたくさんありましたが、ひとつひとつ真に受けて落ち込んだり消耗しすぎだったなあと今では思います。
自信をなくさないこと、自分の尊厳を守ることが一番大事です。
能力の不足とあなたの性格や人としての尊厳は分けて考えましょう。


