- このシリーズはフィクションです。
- 登場する理不尽な上司は想像上の人物です。
- 本当のブラック環境にいる方はすぐに転職・退職することをお勧めします。
こんにちは、理不尽なパワハラ上司の下で5年間働いたしおや(Shioyan_jp)です!
この連載では、会社生活で大きなストレスの一つである理不尽な上司に対して、どのように対応したら良いか考えていきます!
第四回はパワハラ上司の恩着せがましい言動について。
理不尽な上司は何かにつけて恩を売ってあなたをコントロールしようとしてきます。
モヤッとしますが、全てありがとうの一言でスルーしましょう。
目次
理不尽な上司の恩着せがましい言動4選
恩着せがましい言動4つをピックアップします。
それぞれスルー方法を見てみましょう。
- 「お前のためを思って叱ってやっている」
- 「有給を使わせてやる」
- 「飲みに連れて行ってやる」
- 「何もないお前を拾ってやった」
恩着せがましい言動①「お前のためを思って叱ってやっている」
「いやいやいや…」という感じですが、これ本気で言ってきます。
パワハラ上司の多くは説教が好きです。
自分を正当化するために「お前のためだ」とか言ってきますが真に受けてはいけません。
本気で部下のことを思って叱ってくれる上司は、こういう恩着せがましい言い方はしないので。
正解の返し方は、「未熟な自分をご指導してくださりありがとうございます。」です。
反省しているフリだけして、あまり落ち込まないように!
恩着せがましい言動②「有給を使わせてやる」
いやいやいや…有給は当然の権利ですからね。
許可を与えてやっていると思っている上司は、そもそも感覚的に間違っています。
古い上司はいちいち有給の理由も聞いてくるんですよね〜。
有給に関しては、あなたは悪いことなんて何もしていないし、堂々ともらいましょう。
普通に「ありがとうございます」でいいです。
申し訳なさそうな顔をしないように注意です。
恩着せがましい言動③「飲みに連れて行ってやる」
「いやいやいや…自分が行きたいだけでしょ…」という感じですね。
食事代も会社の経費だったりするし、行っても説教ばかりだし、感謝ポイントが見つかりません。
一応お礼は言いつつ断りましょう。
恩着せがましい言動④「何もないお前を拾ってやった」
うーん、これはですね…たしかに拾ってもらったこと(採用してもらったこと)については感謝するべきなんですよね。
理不尽な上司かもしれないけど、おかげでこちらも成長できた部分はあるから、そういう意味では育ててもらったことにも感謝はしたい。
ただ、この言葉に縛られてしまうと、他の会社に移れなくなってしまうんですよね。
もちろん、理不尽な上司としてはこちらの気持ちをわかって、こう言っているわけです。
縛り付けてコントロールするのが目的ですから。
拾ってもらったことについては、素直に感謝しましょう。
でも、縛られる必要はないですよ。
自分の人生ですから、自分にとって一番良い選択をしましょう。
理不尽な上司の恩着せがましい言動の背景には理由がある!
恩着せがましい言動には目的があります。
「自分を正当化したい」「権力を確認したい」「行動を制限したい」のどれかでしょう。
もちろん、こういう言動を真に受けて申し訳なく思ったり、本気で感謝したりする必要は一切ないです。
理不尽な上司の術中にはまらないようにしましょう。
何を言われても、すべて「ありがとうございます」でスルーできます。
本気で感謝した顔をしないように、でも相手を怒らせないように、柔らかな無表情で流すのがポイントです。
